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男性器トラブル

泌尿器科で男性器に関するトラブルを相談される方は若い方から高齢の方まで幅広くいらっしゃいます。

特に男性器トラブルになると羞恥心から受診をためらっている方は多いのですが、早めに治療することは大切です。

また若い男性に関しては不妊の原因にも繋がってしまいます。

こちらのページでは主な男性器トラブルについて説明していきます。少しでも気になることがあればご相談ください。

陰嚢水腫

入浴時などに睾丸が膨らんでいると気づいて心配になられる方がいます。

痛みもないため恥ずかしさから放置することも多いと思います。陰嚢水腫とは睾丸を包む膜に液体が溜まって膨らむ病気です。放置しておくと睾丸や精索が圧迫され、睾丸が萎縮されることがあり、精子が出来なくなってしまい不妊の原因となります。

陰嚢水腫は乳幼児から成人まで幅広い年齢層にみられ、症状が鼠径ヘルニアと似ています。陰嚢水腫の治療は針で溜まった水を抜く処置を数回行います。

陰嚢水腫は特に他に悪さをする病気ではないのですが、痛みを伴う場合には精巣炎や精巣上体炎の場合があることもあります。

陰部という箇所から恥ずかしいと治療を放置するのは良くありません。不妊にもつながる場合がありますのですぐに泌尿器科へ受診しましょう。

精索静脈瘤

精索静脈瘤は思春期以降に起こりやすく、男性不妊の原因となります。

精索静脈瘤は精巣内の静脈を流れる血液が精巣に向かって逆流することでおこります。そのため精巣内の温度が上昇することや何かしらの有害物質が滞留することによって精子を作り出す機能に支障をきたします。

不妊の男性が全て精索静脈瘤というわけではありませんが、不妊男性の40%に精索静脈瘤がみつかっています

精索静脈瘤は特に治療は必要としませんが、陰嚢痛があったり、精子に問題があり子供を授かりたい人などには手術をすることもあります。

精巣捻転(睾丸捻転)

精巣は、精管、動脈や静脈、リンパが束になっている精索で繋がっています。

この精索が捻れて腫れて精巣が腫れる病気です。

この病気は思春期から20代の若い男性に多くみられます

捻れることによって精巣に血液が回らなくなり最終的には精巣が壊死してしまいます。強い痛みの症状を伴う場合が多いので、すぐに泌尿器科への受診をすることが大切です。

停留精巣(停留睾丸)

停留精巣(停留睾丸)とは精巣、睾丸が陰嚢のところまで降りてこず、鼠蹊部やその周辺に留まってしまう病気です。

停留精巣(停留睾丸)も正常な精子を生成する機能に支障を来しますので、早めの受診と治療が必要になります。

尿道下裂

尿道下裂とは陰茎の異常で、尿の出口である外尿道口が、亀頭の先端まで届かず途中の裏側にある状態です。

遺伝子ホルモン作用の異常が原因とされています。

尿道下裂そのものが大きな病気になったり命に関わることはないのですが、ライフスタイルに影響を与えることもありますので気になる方は一度泌尿器科へ相談に行くことをおすすめします。

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